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10人に1人が発症?下肢静脈瘤のすべて

下肢静脈瘤の症状、種類、発症原因、放置した場合どうなるか、予防方法、検査方法、手術費用などについて解説しています。

目 次

下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤とは足の静脈にある血液の逆流を防ぐ弁が壊れて、血液が逆流することによって血液が固まりコブのようになったもの。

下肢静脈瘤は、症状として足のむくみ・だるさ・足を重く感じるなどの症状があるほか、足の血管が浮かび上がったり、紫色に変色したり、見た目が悪くなるなどの支障も出ます。

下肢静脈瘤は特に女性に多く、40歳以上では10人に1人の割合で発症。静脈瘤は命に関わる病気ではないものの、動脈瘤よりも発症数が多く、私たちにとってより身近な病気といえます。

下肢静脈瘤の症状

足の血管が浮き出す、脚がむくむ、明け方、つるようになったなどの症状があると下肢静脈瘤である可能性が高いといえます。

症状が悪化すると、皮膚炎や皮膚潰瘍へと発展し、完治が難しくなってきます。そうなると、痛みや不快感だけではなく皮膚の見た目にも関わってきます。

上記のような症状が増えてきたら早めに病院を受診するようにしましょう。下肢静脈瘤は自然治癒はしませんが、適切な治療を受ければ不快な症状も改善されます。

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下肢静脈瘤の種類

下肢静脈瘤には伏在静脈瘤、側枝静脈瘤、網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤の4つの種類があります。これらの違いは、どの静脈に静脈瘤ができるかで異なります。

痛みの出方や範囲、適した治療法などもそれぞれ違いますので、診察を受けてどの静脈瘤なのかを知り、適切な治療を受けるようにしましょう。

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下肢静脈瘤を発症する原因

加齢、性別、遺伝、仕事、身長、スポーツ、仕事、ピルなどが下肢静脈瘤が起きる原因と言われています。

特に40歳以上の女性に多く、その発症率は10%以上、妊娠後の場合は2人に1人が発症しているというデータもあります。

その理由は女性のホルモンによるところが大きいですが、立ち仕事の多い職業の人や激しい運動なども関係しているので、生活習慣などによっても発症率は異なります。

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下肢静脈瘤の痛み

下肢静脈瘤に伴う痛みの原因には、こむら返り、血管拡張、血管炎、浮腫性などがあります。こむら返りは就寝中に起こることが多く、その激しい痛みに目が覚めて眠れなくなることも。

血管炎は赤く腫れあがって熱を持ち、何度も繰り返すこともあるため日常生活に支障が出てしまいます。こういった症状は一時的な痛みだけでなく、だんだんと悪化していく危険性も。

頻繁にこのような痛みがある場合は、早めに治療を始めるようにしましょう。

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下肢静脈瘤の予防方法

予防には、マッサージ、運動、食事などの生活習慣の改善が有効です。下肢静脈瘤は、一度発症すると自然と治ったり改善したりすることがないため、発症する前の予防が非常に大切です。

運動や食事などの見直しは、健康的な生活にもつながり、ほかの病気の予防にもなりますので、ぜひ実践してみてください。効果的なアイテムとして、弾性ストッキングも紹介しています。

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下肢静脈瘤の診断・検査方法

下肢静脈瘤の診療科目は血管外科、できることなら専門クリニックに行きましょう。

また、いつ頃から症状が出てきたかといった自覚症状も診察する上で参考になりますので、気づいた時からこまめにメモなどを取って記録しておくといいでしょう。検査では超音波なども使って血管の内部を調べます。

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下肢静脈瘤の治療費

手術は保険適用となりますが、弾性ストッキングなど、手術や薬以外の保存的治療の場合は自費となります。

手術はレーザーや高周波を使った日帰りのものや、ストリッピングと呼ばれる入院が必要なものまであります。痛みの少ないレーザーの種類によっては、自費診療になるものもありますが、手術費用のほとんどは保険適用で数万円ほどなのでそれほど高額にはならないでしょう。

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手術後の後遺症や合併症のリスク

下肢静脈瘤の手術後に後遺症や合併症などのリスクはあるのかお伝えします。

手術にもいくつかの種類があり、根治性の高いものもありますが、手術が簡単なものは再発するリスクを伴う場合もあります。

また、入院が必要な手術は術後の痛みや出血などもあり、身体にも負担がかかります。手術を選択する前に、どのようなリスクがあるかを知っておきましょう。

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深部静脈血栓症との関係

下肢静脈瘤になりやすい人は深部静脈血栓症になりやすいのか?深部静脈血栓症は静脈に血栓ができる病気で、脳梗塞や肺梗塞などを引き起こす可能性もあります。

下肢静脈瘤だからと言って、必ずしも深部静脈血栓症になるというわけではありませんが、同じ静脈に関わる病気であり決して無関係とも言い切れません。

下肢静脈瘤と深部静脈血栓症の
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下肢静脈瘤を放置するとどうなるか

命にかかわることはないものの、自然に改善したり治ったりすることはなく、だんだん悪化していく病気で、潰瘍となってしまい治りにくくなったり、ひどい皮膚疾患をおこすことがあります。

むくみやこむら返りなどは健康な状態であっても起こり得るので、病気だと思わずに病院へ行かず、知らぬうちに悪化してしまうことも。

まずは下肢静脈瘤という病気があることを知り、症状が軽いうちに診察を受けることをおすすめします。

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下肢静脈瘤Q&A

内服薬で治る?再発する?自然に治る?放置すると命にかかわる?など下肢静脈瘤に関するQ&Aをまとめました。

不安なことはきちんと病院で診察を受け、医師に相談することをおすすめしますが、下肢静脈瘤がどんな病気かを知るための一助として参考にしてみてください。

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下肢静脈瘤の初期症状

だるさや痛み、むくみや重苦しさは下肢静脈瘤が軽度の時に表れやすい症状です。更に症状が悪化すると、皮膚が黒っぽく変化したり、皮膚が硬くなったりなどの症状が表れます。

また、これらをそのままにしておくとさらに悪化する可能性があるため注意が必要です。特徴としては、長時間立って疲労している時に起こるケースが起こりやすいとされています。

ちなみに、睡眠中に起こる「こむら返り」も下肢静脈瘤の症状の一種です。ただし、両方の足がつったり痺れたりする場合、下肢静脈瘤以外の原因があると考えられます。

疲労なのか下肢静脈瘤なのかが分かりにくい

症状の特徴から下肢静脈瘤なのか、あるいはただ単に疲労しているだけなのかと判断するのは難しいでしょう。

一日中立ち仕事をしている方の場合、ふくらはぎの疲労・足のむくみは日常的だという方も多いのではないでしょうか。

そのため職業病なのか、あるいは下肢静脈瘤なのかが判断しにくいため、対応が遅れてしまうケースもあります。

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下肢静脈瘤の発症率

2005年に行われた40歳以上約9,100人を対象とした「西予地区コホート研究」では、下肢静脈瘤の発症件数は全体の約8.6%。男性よりも女性の方が、発症率が高かったと報告されています。

また、成人女性の中でも出産経験のある女性の2人に1人が下肢静脈瘤を発症しているという研究も報告されています。10人に1人が発症するという下肢静脈瘤は非常に身近な病気です。

加齢に伴い発症者数も増えることから、40歳を超えたら下肢静脈瘤には誰でもなり得えます。

ちなみに、年齢別下肢静脈瘤の割合は、15~29歳で13%。30~49歳で55%。50~69歳で61%。70歳以上で75%と報告されています。

下肢静脈瘤を発症しやすい人

下肢静脈瘤が起きる原因は血流の悪さです。心臓がポンプのように働き血液を全身に循環させているのですが、下肢静脈瘤になると、逆流防止の機能に障害が発生。

立った状態だと血液が逆流してしまいます。そのため、ふくらはぎなど足の部分に血液が溜まりやすくなり、結果として下肢静脈瘤になってしまいます。

立ち仕事の人

日常的に立って仕事をする場合、下肢静脈瘤になる可能性があります。立ち仕事の場合は重力の問題があり、どうしても下半身に血液が溜まりやすくなるのが原因です。

足のむくみも同じ理由によるものなので、立ち仕事の人は適度に座ったり休憩時間にストレッチしたりするなどの工夫が必要となります。

肥満や運動不足の人

肥満、運動不足の人も下肢静脈瘤になりやすいとされています。肥満や運動不足で脂肪が多いと、体の様々な機能が低下。

血液の循環もスムーズに流れなくなり、下半身に血液が蓄積されやすくなります。

自分が肥満もしくは運動不足だと感じる方は、時間がある際に簡単なストレッチから始めてみるのが良いでしょう。

親族に下肢静脈瘤の人がいる

親や兄弟など、親族に下肢静脈瘤で悩んでいる人は下肢静脈瘤になりやすいとされています。

遺伝・体質的なものなので、他の人と比べるとどうしても下肢静脈瘤になる可能性が高くなると考えられるでしょう。

常日頃から適度な運動やバランスの良い食生活を心掛け、予防するように努めることが大切です。

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下肢静脈瘤と静脈の関係

血管には、静脈と動脈の2種類があります。 動脈は、心臓から送り出された血液を体内の組織に送って酸素や栄養を供給し、静脈は不要になった二酸化炭素や老廃物を心臓に戻します。

下肢静脈瘤は、後者の静脈(中でも下半身にある細い静脈)にできるこぶ。血管にこぶができると聞いて、動脈瘤を連想する方もいらっしゃるかもしれません。

動脈瘤はこぶが破裂すると、出血性貧血やショックなど、さらには脳や心臓、手足などの循環障害が起こることから命に関わる症状に陥ることも少なくありません。

一方で、下肢静脈瘤は同じ「こぶ」ではあるものの、破裂しても大事に至ることはほとんどありませんので、過剰な心配をしなくても大丈夫です。

下肢静脈瘤が高齢になるほど発症率が高い理由が「重力」。二足歩行をする人間にとって、足に流れた血液は、引力に逆らって心臓へ(上へ)と血液を戻していきます。

血液の逆流を防ぐ弁には負荷がかかるため、血液が正常に流れなくなり、下肢に静脈瘤ができやすくなるのです。

足の静脈の仕組み

足の静脈には、主に次の3つがあります。

  • 表在静脈(ひょうざいじょうみゃく)…皮膚の下を流れ、太ももからふくらはぎの内側を流れる大伏在静脈(だいふくざいじょうみゃく)と、ふくらはぎのうしろを流れる小伏在静脈(しょうふくざいじょうみゃく)があります。
  • 深部静脈(しんぶじょうみゃく)…筋肉間や筋肉内にある表在静脈より太い静脈。
  • 穿通枝(せんつうし)…穿通枝は深部静脈と表在静脈をつないでいる静脈です。

動脈と静脈の関係性

静脈還流とは、心臓から出た血液が動脈をとおり、心臓に戻ること指します。人間のふくらはぎには「筋ポンプ作用」という働きがあります。

これは、歩いたり足を動かしたりして、ふくらはぎの筋肉が深部静脈を圧迫し、血液が押し上げられる働きのこと(第二の心臓とも呼ばれています)。

ところが、この筋ポンプ作用だけでは十分に心臓に血液を送ることができません。

筋ポンプ作用と逆流を防ぐ静脈弁が一緒に働くことによって、スムーズな静脈還流が行えます。

下肢静脈瘤の
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下肢静脈瘤の専門医を見つける方法

下肢静脈瘤の診療科

実際に「もしかして下肢静脈瘤かも」と思ったら、どこに相談に行ったらいいのでしょうか?

下肢静脈瘤は血管の疾患となりますので、専門科である血管外科が近くの病院にあればそこを受診しましょう。

下肢静脈瘤の診察・治療は血管外科のほか、心臓血管外科、皮膚科、形成外科などで受けられます。

血管外科はまだまだ日本では少ない診療科のため、もしかしたらお近くの病院に血管外科がないという場合もあるかもしれません。

血管外科がない場合は、まずは一般外科や皮膚科、形成外科で受診してください。これらの診療科で行っていない場合には、専門のお医者さんがいる病院を紹介してもらいましょう。

下肢静脈瘤は患者数も多く、それほど珍しい病気ではありませんので、日帰りで下肢静脈瘤の外科治療を提供する病院やクリニックも多くなっています。

また、近年、下肢静脈瘤の治療を行う専門クリニックもできてきていますから、専門外来を受診するのもいいかもしれません。

下肢静脈瘤の検査方法

下肢静脈瘤は、問診や触診だけでなくエコー検査やドプラ検査、空気容積脈波(APG)、静脈造影などの検査手法を使って診察されます。

ドプラ検査とは、診察室で行う簡単なもので、血液の逆流の有無をチェックする検査方法です。他にもエコー検査など痛くない検査がほとんどです。

血管の病気と言われるとなんだか心配になってしまうかもしれませんが、検査自体は痛くないものがほとんどだといわれています。

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下肢静脈瘤の治療方法

下肢静脈瘤の治療は、弾性ストッキングの使用や生活習慣の改善など保存的治療に加えて、薬を静脈瘤に注射する硬化療法、静脈を切除するストリッピング手術、レーザーや高周波による血管内治療などがあります。

治療費は保存的治療や硬化療法は比較的安価な一方、ストリッピング手術や血管内治療は4~5万円ほどかかる場合があります。

病院選びをする際には、どのような治療を受けたいのかをある程度希望をまとめておくとスムーズです。

いい病院を見つけるためには、最新の治療法にも精通しているクリニックかどうか。複数の治療選択肢があるかどうか。

治療のメリット・デメリットを説明してくれるクリニックかどうか。手術を受ける場合、手術治療の経験が豊富な医師がいるかどうかなどを参考にしてみましょう。

下肢静脈瘤自体は、進行が早い病気ではありませんので、焦らずじっくりと治療を行ってくれるクリニックを探してみましょう。

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下肢静脈瘤治療は専門科がおすすめの理由

自然治癒することのない下肢静脈瘤。症状が出ている場合には、治療やケアを早めにスタートさせることがお財布にも自分の体にもやさしいと言えます。

下肢静脈中の治療には、弾圧ストッキングなどを使った圧迫療法の他にもストリッピング手術などの外科的治療方法が用いられることがあります。

ただし、圧迫療法はあくまでも下肢静脈瘤の進行を緩和するための治療法で保険の適用外となります。

また、弾圧ストッキングは正しい履き方をしないと効果が見込めませんから「弾性ストッキングコンダクター」と呼ばれる専門スタッフがいる専門病院やクリニックを選びましょう。

また、日帰り手術が可能で傷の大きさも1~3cm程度と小さくて済むストリッピング手術などの外科治療は専門科であれば症例数も多く、治療のノウハウも豊富です。

様々な治療方法をきちんと比較・説明してくれて、自分にあった治療方法を選択できる病院を選ぶことが、下肢静脈瘤とうまく付き合っていくコツではないでしょうか?

大阪にある下肢静脈瘤
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記事作成で参考にしたサイト

Topic
下肢静脈瘤の専門医が在籍する
大阪のクリニックを治療数で比較

大阪で日本脈管学会の脈管専門医かつ、血管内レーザー焼灼術実施・管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医が在籍するクリニックのうち、対応できる治療の種類が豊富な3院を厳選しました。

梅田血管外科
クリニック
梅田血管外科クリニック
引用元HP:梅田血管外科クリニック
https://www.umeda-vvc.com/
対応できる
治療法
6/7種類
グルー治療
レーザー
治療
高周波治療
ストリッピング
手術
硬化療法
圧迫療法

tel 06-6232-8601

坂田血管外科
クリニック
坂田血管外科クリニック
引用元HP:坂田血管外科クリニック
https://sakataclinic.com/
対応できる
治療法
5/7種類
レーザー
治療
高周波治療
ストリッピング
手術
硬化療法
圧迫療法

tel 06-6121-2368

ラジオロジー
クリニック扇町
ラジオロジークリニック扇町
引用元HP:ラジオロジークリニック扇町
http://radio-gazo.jp/
対応できる
治療法
5/7種類
レーザー
治療
ストリッピング
手術
硬化療法
圧迫療法
高位結紮術

tel 06-6311-7500

下肢静脈瘤治療の期間:治療法によって異なるため、クリニックにお問い合わせください。
下肢静脈瘤治療の費用:治療方法や自由診療および保険診療などで変わってくるため、クリニックに直接ご相談ください。
下肢静脈瘤治療のリスク:しびれなどの「神経障害」や、皮膚熱傷や深部静脈血栓症が発生する可能性もあります。それ以外にも、治療方法により異なったリスクや副作用が生じるおそれがありますので、クリニックの担当医師にしっかり確認をしたうえで、治療を受けることを推奨します。
また、当サイトでは、「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会(旧:下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会)」の実施医または指導医と認定されている医師のことを下肢静脈瘤の専門医と定義しています。