下肢静脈瘤治療の名医がいる大阪のクリニック5選10人に1人が発症?下肢静脈瘤のすべて4つの種類

4つの種類

こちらでは、伏在静脈瘤、側枝静脈瘤、網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤の4つの静脈瘤について、症状や治療方法を説明します。

足の血管にできる4つの種類の静脈瘤

ふくらはぎなど、足の血管が浮き出て見える下肢静脈瘤は、静脈の血液の逆流を防ぐ静脈弁が閉じなくなることによって、血液が逆流してしまって起きる病気です。

この下肢静脈瘤を症状によって大きく分けると、伏在静脈瘤(大伏在静脈瘤・小伏在静脈瘤)、網目状静脈瘤、側枝静脈瘤、クモの巣状静脈瘤の4つに分けられます。

伏在静脈瘤(ふくざいがたじょうみゃくりゅう)

伏在静脈瘤(ふくざいがたじょうみゃくりゅう)

伏在静脈とは、足の付け根と膝の裏で深部静脈に合流する太めの静脈。伏在静脈瘤は、伏在静脈の静脈弁が壊れて血液が逆流し、ふくらはぎのまわり、むこうずねのまわり、膝のまわり、太ももの内側などで血管が拡張して浮き上がり、0.5~3cm程度のコブ状になったものです。

伏在静脈は典型的な下肢静脈瘤のタイプで、大伏在静脈瘤と小伏在静脈瘤があります。

大伏在静脈瘤(だいふくざいがたじょうみゃくりゅう)

足首の内側、下肢の内側を通り、脚の付け根まで上がっていく大伏在静脈に出来る静脈瘤です。

小伏在静脈瘤(しょうふくざいがたじょうみゃくりゅう)

足首の外側、下腿の背側を通り、膝窩部(しっかぶ:膝の裏のくぼんだところ)まで上がっていく小伏在静脈に出来る静脈瘤です。

側枝静脈瘤(そくしがたじょうみゃくりゅう)

伏在静脈の枝部分の静脈弁が壊れて血液がたまってできた静脈瘤で、伏在静脈から枝分かれした先の部分にできたものです。膝から下の部分に出来ることが多いとされます。

網目状静脈瘤(あみめじょうじょうみゃくりゅう)

網目状静脈瘤(あみめじょうじょうみゃくりゅう)

皮膚直下の小さい静脈が拡張した2~3㎜の静脈瘤。青色で網の目状に広がり、脚全体に広がることもあります。

クモの巣状静脈瘤(くものすじょうじょうみゃくりゅう)

クモの巣状静脈瘤(くものすじょうじょうみゃくりゅう)

網目状より細い0.1~1㎜の真皮内静脈にできる静脈瘤で、赤紫色で盛り上がりがありません。網目静脈瘤やクモの巣状静脈瘤は、欧米に多いタイプの静脈瘤です。

下腿静脈瘤の治療方法

下腿静脈瘤の治療には以下のようなものがあります

  • 圧迫療法…医療用弾性ストッキングで足に圧力を適度に与え、血液がたまらないようにし、静脈の流れをサポートする。
  • 硬化療法…血管を固める硬化剤を静脈に注射し、弾性包帯で圧迫して血管をつぶす。
  • ストリッピング手術…手術で弁不全を起こしている静脈を引き抜く。根治的治療法として古くから行われている。
  • レーザー治療…静脈内にレーザーを照射して血管内壁を焼き静脈瘤内腔を塞ぐ。
  • 高周波治療…静脈内に高周波(ラジオ波)を照射して血管内壁を焼き静脈瘤内腔を塞ぐ。

静脈瘤の種類によって治療法も異なってきますので、お近くの血管外科などに相談することをお勧めします。

日帰り手術ができる下肢静脈瘤の病院ガイド【大阪版】