下肢静脈瘤治療の名医がいる大阪のクリニック5選10人に1人が発症?下肢静脈瘤のすべて深部静脈血栓症との関係

深部静脈血栓症との関係

下肢静脈瘤になりやすい人は深部静脈血栓症になりやすいといわれることがあります。それは一体どうしてなのでしょうか?深部静脈血栓症との関係を考えてみましょう。

そもそも深部静脈血栓症って何?

深部静脈血栓症とは、体の深部の静脈に血栓ができる病気です。

発生部位は頸部・上肢静脈や上大静脈。下大静脈、骨盤・下肢静脈など。欧米など海外では、下肢静脈で起こる深部静脈に発生する血栓を「深部静脈血栓症」と呼ぶことがあるくらい、大腿部(足の腿の部分)で起こることが多い病気です。もしかしたら「エコノミークラス症候群」という名前の方がピンとくる方も多いかもしれません。

静脈にできた血栓が脳や肺に移動してしまえば、脳梗塞や肺梗塞など命に関わる病気を引き起こす可能性あるため、深部静脈血栓症はとても危険な病気といわれています。

早期に発見し適切に治療をすれば予後は改善する病気です。

深部静脈血栓症と下肢静脈瘤の関係

下肢静脈瘤は深部静脈血栓症を引き起こすリスク要因

日本循環器学会が作成している「深部静脈血栓症ガイドライン」では、深部静脈血栓症の危険因子としてリスクの高さ別に次のような因子が指摘されています。

●静脈血栓塞栓症の負荷的な危険因子の強度

<弱い>
肥満、エストロゲン治療、下肢静脈瘤

<中等度>
高齢、長期臥床、うっ血性心不全、呼吸不全、悪性疾患、中心静脈カテーテル留置、がん化学療法、重症感染症、

<強い>
静脈血栓塞栓症の既往、血栓性素因、下肢麻痺、ギプスによる下肢固定

ガイドラインにも記載されている通り、下肢静脈瘤は深部静脈血栓症を引き起こすリスクとして挙げられています。

血流の停滞を引き起こす下肢静脈瘤

では一体、どうして下肢静脈瘤が深部静脈血栓症を引き起こすリスクとされているのでしょうか?先程ご紹介したガイドラインによれば、静脈血栓塞栓症の原因は1、静脈の内皮障害 2、血液の凝固亢進 3、静脈の血流停滞の3つが考えられるそうです。

静脈の血管にある弁が何らかの原因により壊れてしまい、血管に血液が溜まりコブのような状態になる下肢静脈瘤は、静脈内に圧力がかかり、血液が足にたまってしまう状態を引き起こします。

下肢静脈瘤は、血液が停滞する状態を引き起こしますが、それだけでは深部静脈血栓症の原因とはなりません。

下肢静脈瘤によって血液が停滞し、何らかの原因で血管の内皮に障害ができたり凝固が亢進されたりした場合に引き起こされるとされています。

下肢静脈瘤の人は深部静脈血栓症になりやすい?

深部静脈血栓症が下肢静脈瘤のリスクであることは、深部静脈血栓症の診断と治療や予防について医師に方針を示したガイドラインにも記載されていますが、必ずしも下肢静脈瘤が深部静脈血栓症を引き起こすかとは言い切れないというのが医師の認識のようです。

ただ、下肢静脈瘤の人は、下肢静脈瘤でない人に比べて深部静脈血栓症を発症しやすいことから、十分な注意が必要なのは確かです。

ガン治療をされている方や、過去に静脈血栓塞栓症を発症したことがある方、ギプスなどで下肢を固定している方など、他の深部静脈血栓症がある方は、下肢静脈瘤の症状が出たら自己判断で放っておかず、早めに医師に相談してみましょう。

深部静脈血栓症の発症後は下肢静脈瘤ができることも

また、逆に下肢静脈瘤の病因は、下肢静脈の弁不全以外にも、深部静脈血栓症や先天性静脈瘤が原因となることもあります。

下肢静脈瘤によって深部静脈血栓症になりやすくなることもあれば逆もありうるということは頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。

参考:『肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2009年改訂版)』
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_andoh_h.pdf

参考:『下肢静脈瘤治療 up to date』小川智弘 著 - ‎2016
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/48/3/48_281/_pdf

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