下肢静脈瘤治療の名医がいる大阪のクリニック5選10人に1人が発症?下肢静脈瘤のすべて下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤とは

血管にコブができるなどの症状があらわれる、下肢静脈瘤とはどのような病気か調べた内容をまとめました。

足の血管にコブが!?下肢静脈瘤とは…

下肢静脈瘤の血管内の様子人間は立って生活しているので、足の静脈は重力に逆らって、血液を下から上に送らなければなりません。ただ、なんらかの原因で静脈弁が壊れると血液は逆流し、血管に血液がたまってコブのようになります。

この状態が長く続くと、徐々に静脈壁がのばされて太くなり、グネグネと曲がりくねって盛り上がり、下肢静脈瘤となるのです。見た目が悪いのはもちろんのこと、静脈中の圧力が高くなったり、汚れた血液が足にたまったりすることで、様々な症状がおきてきます。

足の静脈の仕組み

足の静脈には、主に次の3つがあります。

  • 表在静脈(ひょうざいじょうみゃく)…皮膚の下を流れ、太ももからふくらはぎの内側を流れる大伏在静脈(だいふくざいじょうみゃく)と、ふくらはぎのうしろを流れる小伏在静脈(しょうふくざいどうみゃく)があります。
  • 深部静脈(しんぶじょうみゃく)…筋肉間や筋肉内にある表在静脈より太い静脈。
  • 穿通枝(せんつうし)…穿通枝は深部静脈と表在静脈をつないでいる静脈です。

静脈還流のメカニズムと筋ポンプ作用

静脈還流とは、心臓から出た血液が動脈をとおり、心臓に戻ること指します。

人間のふくらはぎには「筋ポンプ作用」という働きがあります。これは、歩いたり足を動かしたりして、ふくらはぎの筋肉が深部静脈を圧迫し、血液が押し上げられる働きのこと(第二の心臓とも呼ばれています)。ところが、この筋ポンプ作用だけでは十分に心臓に血液を送ることができません。

筋ポンプ作用と逆流を防ぐ静脈弁が一緒に働くことによって、スムーズな静脈還流が行えるのです。

[コラム]動脈と静脈

人体を流れる血管には動脈と静脈があります。 動脈は、心臓から送り出された血液を体内の組織に送って酸素や栄養を供給し、静脈は不要になった二酸化炭素や老廃物を心臓に戻します。この一連の流れのことを静脈還流といいます。静脈還流がスムーズに行えるように、足ではふくらはぎの筋肉による筋ポンプ作用と静脈弁が重要な働きをします。

動脈、静脈ともに構造は内膜、中膜、外膜の3層からなり、動脈は心臓の押し出す血液の圧力に耐えられるように血管壁(中膜)が太く、静脈は血液の量に応じて太さが変えられるように中膜が薄くなっています。そして、静脈には逆流を防ぐために内膜が飛び出して半月上の弁(静脈弁)がついています。この静脈弁のおかげで血液は一定方向に流れることができるのです。

下肢静脈瘤を発症する人の割合

下肢静脈瘤という病気は、患者数が多い身近な病気です。2005年に行われた40歳以上の男女を対象とした愛媛大学の調査では、下肢静脈瘤の患者数は調査対象となった人のうち約8.6パーセントにものぼっていることがわかっています。男女比を見てみると、男性は対象者のうち3.8パーセント。女性は対象者のうち10人に1人以上となる11.3パーセントに下肢静脈瘤が認められたそうです。この調査は、愛媛県西武の住民を対象とした大規模調査ですが、割合を日本の人口に当てはめれば、日本国内だけでも1,000万人以上の患者がいると推計されます。

また、同研究で年代別に下肢静脈瘤患者の割合を見てみると、最も多かったのが70歳以上で対象者の75パーセントが下肢静脈瘤と認められています。30〜49歳でも55パーセントの人が下肢静脈瘤と認められていますから、若い世代でも注意が必要です。

同調査では、出産経験のある女性では半数にのぼる割合で静脈瘤があることもわかっていますから、身近な病気として意識したほうがいいでしょう。

参考:『下肢静脈瘤のお話』豊島中央病院
http://toyochu-hp.net/img/news/news-20110412-1.pdf

実際に、下肢静脈瘤治療を行う全国56施設を対象に行われたアンケート調査では、下肢静脈瘤の初診時年齢は50代が全体の25.2パーセント、60代が31.5パーセント、70代が20.7パーセントという結果に。50〜70代で下肢静脈瘤を発症している患者が全体の7割以上の割合を占めていることがわかります。

参考:『下肢静脈瘤 ─本邦における静脈疾患に関する Survey XII ─』静脈学 24(4) 2013
https://www.jstage.jst.go.jp/article/phlebol/24/4/24_416/_pdf/-char/ja

下肢静脈瘤は何科に相談すればいい?

下肢静脈瘤の専門家は血管外科

では、実際に「もしかして下肢静脈瘤かも」と思ったら、どこに相談に行ったらいいのでしょうか?

下肢静脈瘤は血管の疾患となりますので、専門科である血管外科が近くの病院にあればそこを受診しましょう。また、病院によっては血管外科以外にも皮膚科、形成外科、一般外科で診療を受けることができます。治療には何回か通うことがありますので、通いやすさなども考えて病院選びをしてみましょう。

また、近年、下肢静脈瘤の治療を行う専門クリニックもできてきていますから、専門外来を受診するのもいいかもしれません。

下肢静脈瘤は、問診や触診だけでなくエコー検査やドプラ検査、空気容積脈波(APG)、静脈造影などの検査手法を使って診察されます。ドプラ検査とは、診察室で行う簡単なもので、血液の逆流の有無をチェックする検査方法です。他にもエコー検査など痛くない検査がほとんどです。血管の病気と言われるとなんだか心配になってしまうかもしれませんが、検査自体は痛くないものがほとんどですので、安心して受診しましょう。

下肢静脈瘤の治療は専門科がおすすめな理由

自然治癒することのない下肢静脈瘤。症状が出ている場合には、治療やケアを早めにスタートさせることがお財布にも自分の体にもやさしいと言えます。

下肢静脈中の治療には、弾圧ストッキングなどを使った圧迫療法の他にもストリッピング手術などの外科的治療方法が用いられることがあります。ただし、圧迫療法はあくまでも下肢静脈瘤の進行を緩和するための治療法で保険の適用外となります。また、弾圧ストッキングは正しい履き方をしないと効果が見込めませんから「弾性ストッキングコンダクター」と呼ばれる専門スタッフがいる専門病院やクリニックなら治療も安心です。

また、日帰り手術が可能で傷の大きさも1〜3cm程度と小さくて済むストリッピング手術などの外科治療は専門科であれば症例数も多く、治療のノウハウも豊富です。様々な治療方法をきちんと比較・説明してくれて、自分にあった治療方法を選択できる病院を選ぶことが、下肢静脈瘤とうまく付き合ってくコツではないでしょうか?

下肢静脈瘤治療における名医の条件(大阪)

大阪にある下肢静脈瘤の治療ができる病院一覧

下肢静脈瘤の手術を受けた人の体験談まとめ

下肢静脈瘤の治療方法一覧

足の血管が浮き出る?下肢静脈瘤セルフチェック

10人に1人が発症?下肢静脈瘤のすべて

サイトマップ

日帰り手術ができる下肢静脈瘤の病院ガイド【大阪版】