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【特集】下肢静脈瘤のセカンドオピニオンとしても選ばれるクリニック
このページでは、下肢静脈瘤の治療法が6種類あり、Googleの口コミで4.7点(2023年3月31日確認時点)を獲得し、セカンドオピニオンとしても多くの患者様に選ばれている「梅田血管外科クリニック」へのインタビー。
下肢静脈瘤の治療にまつわる不安や疑問点をQ&A形式でご紹介します。下肢静脈瘤に悩んでいる方、下肢静脈瘤の治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
下肢静脈瘤のセカンドオピニオンとは
「セカンドオピニオン」とは、患者様が診察を受けた医師とは別の医療機関の医師に診療を求める第2の意見のこと。
主に最初の医師から受けた診察結果や提案された治療法に不安や疑問を抱き、別の医師の意見を求め、治療法を探すことが目的です。
ここでは、セカンドオピニオンで来院される患者様も多い梅田血管外科クリニックに、患者様からよく質問をうける手術の必要性や治療方法について、クリニックでの対応に答えていただきましたので、ぜひ参考にしてください。
梅田血管外科クリニックとは
セカンドオピニオンとしても多くの患者様に選ばれている梅田血管外科クリニックは、保険適応の日帰り下肢静脈瘤レーザー治療を行なっているクリニックです。
梅田血管外科クリニックで診察・治療を担当するのは、日本脈管学会認定の脈管専門医。レーザー・高周波、グルーなど、下肢静脈瘤のさまざまな治療法で豊富な経験を持っており、患者様により効果が期待できる治療法を提案しています。
また、院内にリンパ浮腫療法士が在籍しており、下肢静脈瘤以外のほか「足のむくみ」に関する幅広いケアにも対応しています。
梅田血管外科クリニックに
下肢静脈瘤のセカンドオピニオンで
来院される患者様の悩みQ&A
Q1.下肢静脈瘤と診断され、すぐに手術する必要はないと言われたのですが……
症状によって違いはありますが、下肢静脈瘤の専門でない、主に内科などのクリニックで、下肢静脈瘤は命に関わらないという理由から、このように言われることが多いようです。
しかし、下肢静脈瘤は放置すると悪化していくだけなので、下肢のむくみやだるさといった症状が続き、見た目の面以外でも患者様の生活の質を下げてしまいます。また、一部の方は、うっ滞性皮膚炎や血栓症を併発し、痒みや痛みに発展することもあります。
当クリニックでは、患者様の症状や意向に合わせて適切な治療法を提案しています。
Q2.下肢静脈瘤と診断され、その日のうちに手術が必要と言われたのですが……
症状によって違いはありますが、下肢静脈瘤の治療は、緊急性を要するものはありません。クリニックによっては手術を急かされることもありますが、その場合は注意が必要です。
ただし、血栓症や皮膚潰瘍などを併発している症例では、投薬や早めの処置が有効なこともありますので、疼痛が強い場合には受診を急ぐことをおすすめします。
当クリニックでは、専門医による正確な診断と適切な治療法を提案し、患者様に余裕を持って選択していただけるようにしています。
Q3.症状があるのは片足だと思うが、両足やるように言われた
理由としては2つ考えられます。
1つは、「将来もう片足もなるかもしれないから、今のうちに手術しておきましょう」という例。そしてもう1つが、「現在は症状がないものの、静脈瘤が実際に隠れている」例です。
いずれにせよ、無症状の場合の手術適用は慎重に検討しなければならないものであり、治療法に関しては、医師からの丁寧な説明を受ける必要があります。
当クリニックでは、手術以外の対症療法を示し、患者様に選択していただけるようにしています。
Q4.下肢静脈瘤の手術では入院が必要ですか?
入院については、選んだ治療法によって異なります。とくに「ストリッピング術」という手術法を選択した場合は、皮膚切開を要することから手術時間が長くなることもあり、術後の出血や疼痛などを考慮して、入院を勧められることがあります。
当クリニックでは、ほとんどの症例をカテーテル治療で行いますので、手術時間は10〜30分と比較的短くなっています。
短時間で済むことから、術後の出血や疼痛をコントロールできなくなる可能性が極めて低いため、入院していただく必要はありません。
また、入院せず術後早期に歩行していただくことで、術後血栓症の発症を抑える意味合いも兼ねています。
Q5.他院でストリッピング治療をすすめられ、血管を除去すると言われました。他にも治療法はないのでしょうか?
下肢静脈瘤の先端治療であるカテーテル治療(グルー、レーザー、高周波)を行うためには、専門的な資格と特殊な機械が必要になります。
そのため、これらを有していない機関の場合、血管を抜去する必要のあるストリッピング術を勧められることになるでしょう。
当クリニックでは、血管内閉栓術(グルー治療)、血管内焼灼術(レーザー、高周波)、atavavulsion術(極小切開術)、硬化療法、ストリッピング術など、豊富な経験を持つ日本脈管学会の脈管専門医が診断し、患者様に適した治療法を提案しています。血管を除去しない治療法を選択していただくことも可能です。
梅田血管外科クリニックの下肢静脈瘤の治療法
レーザーカテーテル治療
膝の内側もしくはふくらはぎから細いレーザーファイバーを挿入し、伏在静脈本幹を焼灼する治療法。問題のある箇所のみにアプローチできるため、その他の部位に必要以上のダメージを与えることがなく、傷口の治癒も比較的早いのが魅力となっています。
ラジオ波治療
膝の内側もしくはふくらはぎからカテーテルを挿入し、カテーテルの先端から発せられるラジオ波(高周波)の熱によって、血管を収縮もしくは閉塞させる治療法。梅田血管外科クリニックで最も実施されている治療法となっています。
Venaseal(グルー)治療
血管内に挿入したカテーテルから医療用の瞬間接着剤を注入し、血管を閉塞させてしまう治療法。同じく血管を接着させる硬化療法とは異なり、術後の圧迫は必要ありません。また、熱を用いない治療なので、血管周辺の組織や神経への侵襲性が低いのが魅力です。
ストリッピング手術
膝の内側から特殊なワイヤー(ストリッピングワイヤー)を通し、弁不全を起こしている静脈を抜き去ってしまう治療法。カテーテル治療では対応できないような細かい静脈瘤や、曲がりくねった血管にも対応できるため、カテーテル治療と併用されることもあります。
硬化療法
血管を固める硬化剤を血管内に注入し、静脈の血流を完全に止めてしまう治療法。注射後は、弾性包帯などで一定時間患部の圧迫を続ける必要がありますが、施術は注射のみで終わるため、外来で受診が可能です。ただし、効果は一時的なものであり、基本的には複数回通うことになります。
弾性ストッキング
足に適度な圧力を加えて、血流の流れを助ける(血の逆流を防止する)医療用のストッキングを着用する治療法。現状維持を目的とした保存的治療のひとつで、医師の指導のもと選んだストッキングを、可能な限り長時間履き続けることが、この治療法の肝となっています。
梅田血管外科クリニックの医師の紹介
院長 古林 圭一
所属学会
- 日本脈管学会
- 日本循環器学会
- 日本外科学会
資格
- 医学博士
- 日本脈管学会 脈管専門医
- 日本循環器学会 専門医
- 日本外科学会 専門医
- 日本ステントグラフト実施基準管理委員会 腹部大動脈瘤ステントグラフト実施医・指導医
- 日本ステントグラフト実施基準管理委員会 腹部大動脈瘤ステントグラフト実施医・指導医
- 下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会 血管内レーザー焼灼術実施医・指導医
- 植込み型除細動器(ICD)/ペーシングによる心不全治療(CRT)治療医
梅田血管外科クリニックの下肢静脈瘤の治療実績
2023年 手術実績
- 1月:81
- 2月:74
- 3月:74
2022年 手術実績 合計:1063
- 1月:82
- 2月:68
- 3月:68
- 4月:75
- 5月:82
- 6月:99
- 7月:94
- 8月:90
- 9月:97
- 10月:100
- 11月:109
- 12月:99
2021年 手術実績 合計:1057
- 1月:68
- 2月:69
- 3月:86
- 4月:80
- 5月:80
- 6月:92
- 7月:102
- 8月:70
- 9月:91
- 10月:115
- 11月:110
- 12月:94
まとめ
下肢静脈瘤にもさまざまな治療法があるため、ひとつの治療法だけでなく複数の治療法の中から自身に合った治療法を選ぶことが大切です。クリニックによっては対応できる治療法の数に限りがあるケースもあるため、状況に応じてセカンドオピニオンを求めることをおすすめします。
今回インタビューにご協力いただいた梅田血管外科クリニックは、下肢静脈瘤治療で豊富な経験を持っており、下肢静脈瘤で悩んでいる方にとっての心強い味方となってくれることでしょう。大阪エリアで下肢静脈瘤治療を検討されている方は、梅田血管外科クリニックで一度診断を受けてみてはいかがでしょうか。